おおびら(大平)

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  • 木曽町商工会
木曽地方の郷土料理で冠婚葬祭には欠かせない料理です。「おおびら」とは「大平」とも書きますが「大平」すなわち「大いなる大地」を意味し、大地の恵みである野菜を集めて煮込んだものと解釈されています。祝い事、仏事により材料の切り方が変わります。
  • ジャンル
    和食
肥満対策/便秘解消

作り方

手順1
にんじん、しいたけ、里いもは1.5cmくらいの乱切りにする。
手順2
しらたきは3cm、鶏肉は一口大に切る。
手順3
にんじん、里いも、しらたきはそれぞれ下茹しておく。
手順4
材料をだし汁で煮て、野菜が柔らかくなったら酒・醤油で味を整える。
手順5
器に盛り、下茹でした絹さやを彩りに飾る。

材料(10人分)

里いも500g
にんじん1本(200g)
しいたけ50g
しらたき1袋(200g)
鶏肉50g
醤油少々
少々
だし汁800cc
昆布(だし汁用)15cm角
かつお節(だし汁用)30g
絹さや(飾り用)適量

食材のこと

食材を別々に茹でてから一緒に煮つけます。数種類の野菜の素材を活かした味付けでとてもヘルシーです。

健康のこと

砂糖を使わず、出汁をきかせることで野菜本来の甘みやうま味が味わえると同時に、糖質や余分な塩分をカット。里いものぬめり成分はコレステロールの吸収を阻害します。人参、しらたき、えんどうで食物繊維をプラスすることで、お通じ改善作用も。大振りに切った野菜は噛み応えがあり、満腹感を高めて食べ過ぎを防ぐので、肥満対策につながります。