オープニングパーティーの様子

 私どもが経営する会社「グランジャ(granja)」は、ポルトガル語で「農園」を意味します。長野県小川村を拠点に、信州をはじめ全国の生産者が丹精込めて育てた旬の農産物や希少野菜を、主にレストランや洋菓子店へ産地直送しています。私は山口県出身で、幼少期をブラジルの農場で過ごしました。帰国後は、両親が果樹栽培を営む中で農業に親しみ、成人後は製菓材料メーカーに勤務。その後、信州・松本で研究熱心な生産者が育てる高品質な果物に出会い、その素晴らしい素材を全国のパティシエや料理人に届けたいという思いから、1997年に事業を開始し、2001年に法人化しました。 2005年に結婚を機に小川村へ移住し、会社の拠点も移転しました。現在は長野県産を中心としたリンゴやブドウ、洋ナシ、夏イチゴ、ベリー類の他、ユーロ野菜、信州の伝統野菜、山菜や野草など幅広い農産物を取り扱っています。また、食用花を使った加工商品「クリスタルフルール」の製造・販売にも取り組み、生産から加工、販売まで一貫した事業を展開しています。

 私どもは各地の産地へ直接足を運び、生産者の思いや栽培へのこだわりを伺いながら、選び抜いた旬の食材を新鮮なまま取引先へ届けています。単なる流通ではなく、生産者と料理人をつなぎ、その土地ならではの魅力や旬の価値を伝えることを大切にしています。
 本年6月には、小川村に念願の新社屋「里山暮らし」をオープンしました。事務所に加え、キッチンや飲食スペース、自社商品や契約農家の農産物を販売するスペースを設け、起業スタートアップ支援でスタッフがパンの製造・販売を開始しました。オープンに合わせて地域資源活用としてラベンダー蒸留体験や調香講座、オープニングパーティーを開催し、多くの地域住民や関係者にご来場頂きました。現在はキッチンや飲食スペースの貸し出しも行っており、地域の情報発信と交流の拠点として、多くの方に親しまれる施設を目指しています。


有限会社グランジャ
里山暮らし

住所/〒381-3302 長野県上水内郡小川村高府8563
TEL/026-269-1101  FAX/026-269-1102
URL/http://glanja.jp/

「この人に注目」をシリーズで毎号掲載しています。商工会地域内で頑張っておられる方をご紹介ください。

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