商工会と商工会のあるまち

Vol.6 売木村商工会

長野県の南端にある小さな里山
「売木村」

観音堂の桜

売木村は長野県の南端に位置し四つの峠に囲まれた小さな盆地で「ふるさとの原風景」という表現がぴったりです。昭和二十三年七月に豊村(ゆたかむら)から分村して以来七十八年、自立した村づくりを進めています。
(明治二十三年和合村(わごうむら)と合併して豊村となるまでに二回分村独立を経験し豊村としての歴史は約五十年続きました。)分村当時は千四百人を超す人口がいる中、村づくりは青年会(満十六歳~二十五歳までの男女)の力によるところが大きかったようです。現在は五百人を割り、移住者が四割近くを占めています。移住者の中には宿泊施設、飲食店など起業する者、農業に力を入れている者がいます。時の流れとともに売木村に暮らす人々も変化しながら現在に至っています。

 この地域では、三遠南信(さんえんなんしん)自動車道の全線開通や、リニア中央新幹線の開通が進められています。これらによって近隣の愛知県・静岡県方面からの交通の流れが変わることに危惧しています。リニア新幹線の 最寄の駅から小一時間走ることに不便さを感じるかもしれませんが、時間をかけてきた先には自然豊かな売木村の景色が広がります。春には点在する一本桜を愛でながら散策、夏には朝夕の清涼な空気を感じながら、秋には紅葉に囲まれるなどの四季の移ろいを体感できます。何よりも夜空を見上げると満点の星空を満喫できます。小さな村には、宿泊施設、飲食店が数多く、個性豊かなお店を楽しむことができます。
 売木村にはキャンプ場が六つあります。施設やレンタル品が充実した大規模なオートキャンプ場。小川のほとりの静かなサイト。森のバンガローなど初心者から上級者まで楽しめる施設が整っています。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけにキャンプブームが巻き起こりました。現在はキャンプ人口が減少したと言われていますが、ソロキャンプ・デュオキャンプなどの多様化が見られ、キャンプ施設は多様なニーズに応えられよう進化しています。当商工会員事業所がコロナ過に準備を進め起業したキャンプ関連施設があります。一つは充実した施設があるキャンプ場です。山中の農地を整備しキャンプサイト、オープンサイト、タイニーハウスなどがあり農業体験ワークショップなど楽しめます。もう一つはグランピング(宿泊施設として位置付)と言ってホテルのような快適さを持ちながら四季を通じた自然の中で楽しみながらキャンプが体験できる施設です。ぜひ一度訪れていただきたいです。

 売木村商工会は平成二十九年四月から天龍村商工会と広域連携を実施し二商工会に経営指導員が一人体制になり、本年度で十年目になります。商工会の財政基盤を強化するとともに職員の資質向上に努め経営改善普及事業の効率化を図ることを目的に進めております。また長きにわたり阿南町商工会、天龍村商工会、売木村商工会の三商工会で広域連携を組んでいます。Webサイトの充実化、広域観光看板の設置、イベント事業協力など地域振興事業や福利厚生事業を実施し役職員の交流を通して相互の理解を深め資質向上に努めています。これらの取り組みは会員事業所の理解があってこそ続けられるものと思います。今後も連携商工会とともに、地域事業所の皆様に寄り添った支援ができるよう努力してまいります。

キャンプ場 キャンプ場

ポレポレ Village 

https://polepoleurugi.com
グランピング施設 グランピング施設

Stella Snow Campia(ステラ・スノーキャンピア)

https://stella-snowcampia.site
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