DXワンポイントコラム(第13回)

無料アプリの導入で

勤怠管理負荷の劇的軽減に成功!

長野県商工会連合会
上席専門経営支援員
(AI・IoT・DX戦略支援担当)

横沢 充

 タイムカードを廃止し、無料の勤怠管理アプリを導入することで、投資額0円で勤怠管理の負荷を大幅に削減した事業者の事例を紹介します。
 事業者は、正社員・パート合わせて20数名の製造業者です。パート職員の勤務時間は4パターンあり、有給休暇は半日単位で取得可能になっていますので、勤務パターンによって午前休暇、午後休暇のみなし勤務時間が異なってきます。また、休憩時間も勤務パターンによって異なり、さらに勤務時間中、1分単位での中抜けも可能になっています。
 タイムカードの打刻記録に、従業員によって異なる条件を適用し、勤務日数、実労働時間、みなし勤務時間を含む総労働時間、残業時間等を算出する作業は非常に負荷が高く、かつ集計ミスのリスクも高い状況でした。社内の業務の効率化を進める中で、この勤怠管理業務の改善について、商工会にご相談いただきました。勤怠管理アプリを導入することにより、打刻はタイムカードから、スマートフォンでQRコードを読み取る方法に代わり、必要な情報はすべて勤怠管理アプリで自動集計されるようになったため、これまでの集計作業に費やした時間は0になり、日々勤怠打刻の記録の確認を行うことと、締日に勤務表を印刷するだけで済むようになりました。
 勤怠管理アプリには、シフト管理や休暇残日数の管理、給与計算ソフトとのデータ連携機能なども備わっています。勤怠の集計作業に苦労されている事業者の皆さん、ぜひ一度商工会にご相談ください。

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