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女性部

県女性連「レディースフォーラム2024」を開催

講演を行う宮窪大作氏

 県女性連は2月13日(木)、長野市「ホテルメトロポリタン長野」にて「レディースフォーラム2024」を開催しました。寒波襲来の中での開催でしたが、幸いにも当日は雪が降らず、県内各地から女性部員109名が参加しました。
 事例発表では、3つの女性部が活動内容について発表を行い(内容は右記のとおり)、参加者は自らの女性部の活動に生かそうと真剣に聞き入っていました。
 講演会では、全国商工会連合会地域再生本部長の宮窪大作氏を講師にお招きし、「地域(ふるさと・人・土地)を創ること」と題してご講演いただきました。ご自身の青年部・壮青年部活動の中で取り組まれてきた就労支援などを通じて感じた“縁”について語られ、参加者にとって学びの多い時間となりました。
 また、例年好評を博しており、今年度で3回目となる物産展も開催しました。今回は6つの女性部(小海町、川上村、南牧村、小谷村、坂城町、飯綱町)が地元産品を販売し、好評のうちに早々に完売する商品もありました。参加者からは次回以降も開催を望む声も多く寄せられました。

【部員増強運動について】

 長和町商工会女性部▶令和6年度加入促進強化期間実績第1位。9/1~12/31の期間に部員を15名増やした成果を発表した。長和町商工会女性部では、部員数減少と高齢化に直面し、部の在り方を見直した。固定的な役割を改め、研修会や交流会を通じて部員のスキル向上と相互支援を図る方針を確認した。また、会員募集活動「つながろうキャンペーン」を実施し、若手を中心に10名純増。さらにLINEの活用や講演会・交流会の企画など積極的な取り組みで魅力ある組織を目指している。(森田美智子部長)

【次世代起業家育成塾について】

 小海町商工会女性部▶次世代起業家育成塾を平成30年から令和6年までに計5回開催し、小学生を対象に職業体験の場を提供してきた。地元企業が参加し、児童は様々な職業を体験することで、地域の技術や誇りを学ぶ機会となっている。​体験を通じて児童の学習意欲が向上し、将来の職業選択にも役立っている。実際に参加した児童の半数以上が「将来、小海町で働きたい」と答えており、地域の未来を担う人材育成の一助となっている。(北原富美子部長)

【おもてなし交流事業について】

 下條村商工会女性部▶「下條いいモン見まいか、食べまいか」プランを企画し、今年度初めて愛知県岩倉市商工会女性部の10名を受け入れた。短時間の滞在に合わせ、りんご狩りを中心とした交流を実施。さらに地元特産品を使ったおもてなしや農園見学を行い、参加者から高い評価を得た。今後はプランの改善を図るとともに、他地域のプラン体験にも意欲を示している。また、交流の中で意見交換を行うことで、部員の資質向上にもつながる有意義な機会となった。(細田ヒロエ副部長/亀割亜由美副部長)

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