Vol.4 南牧村
「劇場版名探偵コナン 隻眼の残フラッシュバック像」映画公開による誘客…
南牧村は、長野県の東部、八ヶ岳連峰東側の裾野に広がる小さな農村です。南佐久郡の南端に位置し、南には山梨県北杜市、東は川上村、北は小海町に隣接しています。また、八ヶ岳の山頂まで南牧村なので、西の隣接は茅野市になります。
人口は、夏場のシーズンは約3、350人(外国人農業研修生含む)、冬場は約2、750人と夏と冬で人口が600人ほど変化します。八ヶ岳連峰が一望できる野辺山高原は自然豊かで風光明媚なところです。夏は、標高1、200~1、300m地帯、冷涼な気候を活か した高原野菜(白菜・キャベツ・レタス・サニーレタス等)栽培が盛んです。地平線一面に広がる野菜畑はとても壮大な眺めでもあります。また、高冷地・野辺山高原は乳牛にとっても最適な環境であり、のびのびと育った牛の牛乳とその乳で造られたヨーグルト、 チーズ等の乳製品は村内生産・村内加工のこだわりの逸品となっています。野辺山の牛乳工場で作る新鮮で美味しい「ポッポ牛乳」やヨーグルト等の乳製品も南牧村では大変有名な地域ブランドです。地元から始まり、首都圏までの多くのスーパー等で当地の牛乳は販売さ れており皆様も見る機会が多いのではないでしょうか。

昨年(令和7年)は、当地(南牧村・国立天文台野辺山)を題材にした劇場版【名探偵コナン 隻眼の残像】が令和7年4月18日全国公開となりました。令和7年7月現在の興行収入は公式発表で144億円となっており、これは昨年の劇場版【名探偵コナン 100万ドルの五稜星】(158億円)に続く今回のヒット作のモデル地
となりました。当商工会でも地域活性化の起爆剤になればと、国立天文台野辺山周辺の飲食店マップ制作を行ったり、野辺山高原で有名なソフトクリームを劇場版【名探偵コナン 隻眼の残像】専用カップを制作し取扱店で販売を行いました。映画の公開後、GW期間中は一日18、000人ほどが当地を訪れていただいた
日もあり、7月20日からの夏休み以降は、多くのお客様が当地を訪れました。村では、JR野辺山駅から国立天文台野辺山までの道のフラッグ整備や、ラッピングバスで送迎運行も行い、例年に比べ暑い夏だったので、より賑やかな夏でした。飲食店関係事業者でも例年の3割増強の売上増があり、有名な映画の題材に挙
げてもらうことも難しい中で、昨年は非常に地域経済が潤った年でありました。映画が、冬を想定しての映画であること、また、「名探偵コナン」は台湾等の東南アジアでも非常に人気であると聞きます。今後のインバウンドに繋げていけるように商工会としても取り組んでいきたいと考えております。
今回の記事は単発的な題材ではありますが、南牧村も人口減、会員の減少、高齢化等地域が疲弊している状況下です。南牧村は農業と観光を主体とする村になりますが、今後も創業者・移住者等地域に溶け込みや
すい取組を考えたいと思っています。これからも会員の皆様と共に、地域社会に貢献できる商工会を目指し取り組んでまいります。