長野県商工会地域の7〜9月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。
「売上額」のDIは、製造業▲16.7%、建設業▲5.5%、小売業▲2.9%、サービス業24.2%で、対4〜6月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業16.0ポイント、建設業▲8.3ポイント、小売業1.7ポイント、サービス業11.4ポイントとなった。
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)「採算」のDIは、製造業▲37.5%、建設業▲19.4%、小売業▲26.8%、サービス業▲10.4%で、前期比でみると、製造業▲0.8ポイント、建設業▲8.3ポイント、小売業▲5.6ポイント、サービス業▲6.9ポイントとなった。
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)「業況」のDIは、製造業▲26.6%、建設業8.3%、小売業▲30.3%、サービス業8.1%で、前期比でみると、製造業6.1ポイント、建設業5.3ポイント、小売業▲15.2ポイント、サービス業4.6ポイントとなった。
「資金繰り」のDIは、製造業▲12.5%、建設業▲5.6%、小売業▲7.6%、サービス業0.0%で、前期比でみると、製造業5.8ポイント、建設業▲5.6ポイント、小売業1.6ポイント、サービス業7.0ポイントとなった。
「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業▲8.2%、建設業▲19.4%、小売業▲22.4%、サービス業11.5%となっている。
「設備投資」の7〜9月期の実施状況は、前期比でみると、製造業▲4.1ポイント、建設業▲5.5ポイント、小売業3.0ポイント、サービス業0.2ポイントとなった。
また、来期(10〜12月期)の設備投資の計画割合は、対7〜9月期での計画割合と比較して、製造業▲2.1ポイント、建設業▲2.8ポイント、小売業▲1.5ポイント、サービス業▲9.0ポイントとなっている。