長野県商工会地域の1〜3月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。
「売上額」のDIは、製造業▲44.4%、建設業▲11.2%、小売業▲24.2%、サービス業▲7.1%で、対10〜12月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業▲8.2ポイント、建設業▲14.0ポイント、小売業2.5ポイント、サービス業1.9ポイントとなった。
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)「採算」のDIは、製造業▲55.6%、建設業▲22.8%、小売業▲41.4%、サービス業▲30.5%で、前期比でみると、製造業▲11.0ポイント、建設業2.9ポイント、小売業▲8.1ポイント、サービス業▲0.1ポイントとなった。
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)「業況」のDIは、製造業▲40.0%、建設業▲8.3%、小売業▲36.2%、サービス業▲19.1%で、前期比でみると、製造業4.7ポイント、建設業▲5.5ポイント、小売業▲1.2ポイント、サービス業▲1.1ポイントとなった。
「資金繰り」のDIは、製造業▲25.0%、建設業0.0%、小売業▲20.7%、サービス業▲16.5%で、前期比でみると、製造業4.7ポイント、建設業▲2.8ポイント、小売業▲5.7ポイント、サービス業▲8.6ポイントとなった。
「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業▲24.5%、建設業▲8.3%、小売業▲20.7%、サービス業4.8%となっている。
「設備投資」の1〜3月期の実施状況は、前期比でみると、製造業▲1.7ポイント、建設業2.8ポイント、小売業▲9.7ポイント、サービス業5.3ポイントとなった。
また、来期(4〜6月期)の設備投資の計画割合は、対1〜3月期での計画割合と比較して、製造業2.8ポイント、建設業2.7ポイント、小売業7.1ポイント、サービス業5.2ポイントとなっている。