長野県商工会地域の10〜12月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。
「売上額」のDIは、製造業▲36.2%、建設業2.8%、小売業▲26.7%、サービス業▲9.0%で、対7〜9月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業17.0ポイント、建設業13.9ポイント、小売業6.6ポイント、サービス業▲17.8ポイントとなった。
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)「採算」のDIは、製造業▲44.6%、建設業▲25.7%、小売業▲33.3%、サービス業▲30.4%で、前期比でみると、製造業14.9ポイント、建設業▲2.8ポイント、小売業▲13.3ポイント、サービス業▲10.4ポイントとなった。
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)「業況」のDIは、製造業▲44.7%、建設業▲2.8%、小売業▲35.0%、サービス業▲18.0%で、前期比でみると、製造業10.6ポイント、建設業▲5.6ポイント、小売業▲5.0ポイント、サービス業▲13.6ポイントとなった。
「資金繰り」のDIは、製造業▲29.7%、建設業2.8%、小売業▲15.0%、サービス業▲7.9%で、前期比でみると、製造業0.1ポイント、建設業8.5ポイント、小売業5.0ポイント、サービス業▲1.2ポイントとなった。
「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業▲42.5%、建設業▲13.9%、小売業▲41.7%、サービス業▲12.4%となっている。
「設備投資」の10〜12月期の実施状況は、前期比でみると、製造業0.0ポイント、建設業0.0ポイント、小売業6.6ポイント、サービス業▲4.1ポイントとなった。
また、来期(1〜3月期)の設備投資の計画割合は、対10〜12月期での計画割合と比較して、製造業4.3ポイント、建設業▲2.7ポイント、小売業▲15.0ポイント、サービス業0.3ポイントとなっている。