産業全体の景気概要

 長野県商工会地域の10〜12月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。

「売上額」のDIは、製造業 ▲39.2 %、建設業 ▲41.2 %、小売業 ▲24.2 %、サービス業 ▲37.0 %で、対7〜9月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業 ▲0.9 ポイント、建設業 ▲12.6 ポイント、小売業 4.6 ポイント、サービス業 1.1ポイントとなった。

【グラフ1】売上(完成工事)額の推移、前年同期比
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「採 算」のDIは、製造業 ▲25.5 %、建設業 ▲17.7 %、小売業 ▲18.2%、サービス業 ▲29.4 %で、前期比でみると、製造業 ▲2.1 ポイント、建設業 2.3 ポイント、小売業 7.5 ポイント、サービス業 2.5 ポイントとなった。

【グラフ2】採算の推移、前年同期比
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「業 況」のDIは、製造業 ▲40.4 %、建設業 ▲23.5 %、小売業 ▲14.0 %、サービス業 ▲28.3 %で、前期比でみると、製造業 ▲12.8 ポイント、建設業 0.0 ポイント、小売業14.7 ポイント、サービス業 1.0 ポイントとなった。

「資金繰り」のDIは、製造業 ▲23.4 %、建設業 ▲11.7 %、小売業 ▲9.2 %、サービス業 ▲22.5 %で、前期比でみると、製造業 ▲8.5 ポイント、建設業 ▲0.2 ポイント、小売業 4.5 ポイント、サービス業 0.0 ポイントとなった。

「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業 ▲27.6%、建設業 ▲23.6 %、小売業 ▲12.1 %、サービス業 ▲27.2 %となっている。

「設備投資」の10〜12月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 6.3 ポイント、建設業 ▲8.2 ポイント、小売業 13.6 ポイント、サービス業 4.4 ポイントとなった。

また、来期(1〜3月期)の設備投資の計画割合は、対10〜12月期での計画割合と比較して、製造業 ▲10.6 ポイント、建設業 0.5 ポイント、小売業 ▲6.1 ポイント、サービス業 0.0 ポイントとなっている。