産業全体の景気概要

 長野県商工会地域の7〜9月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。

「売上額」のDIは、製造業 ▲38.3 %、建設業 ▲28.6 %、小売業 ▲28.8 %、サービス業 ▲38.1 %で、対4〜6月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業 ▲19.2 ポイント、建設業 ▲8.6 ポイント、小売業 ▲21.2 ポイント、サービス業 ▲6.3 ポイントとなった。

【グラフ1】売上(完成工事)額の推移、前年同期比
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「採 算」のDIは、製造業 ▲23.4 %、建設業 ▲20.0 %、小売業 ▲25.7%、サービス業 ▲31.9 %で、前期比でみると、製造業 ▲10.6 ポイント、建設業 ▲11.4 ポイント、小売業 ▲15.1 ポイント、サービス業 ▲12.1 ポイントとなった。

【グラフ2】採算の推移、前年同期比
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「業 況」のDIは、製造業 ▲27.6 %、建設業 ▲23.5 %、小売業 ▲28.7 %、サービス業 ▲29.3 %で、前期比でみると、製造業 ▲25.5 ポイント、建設業 ▲8.8 ポイント、小売業 ▲16.6 ポイント、サービス業 ▲17.4 ポイントとなった。

「資金繰り」のDIは、製造業 ▲14.9 %、建設業 ▲11.5 %、小売業 ▲13.7 %、サービス業 ▲22.5 %で、前期比でみると、製造業 ▲2.1 ポイント、建設業 2.8 ポイント、小売業 3.2 ポイント、サービス業 ▲9.3 ポイントとなった。

「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業 ▲23.4 %、建設業 ▲22.9 %、小売業 ▲30.3 %、サービス業 ▲20.6 %となっている。

「設備投資」の7〜9月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 2.2 ポイント、建設業 5.7 ポイント、小売業 0.0 ポイント、サービス業 2.0 ポイントとなった。

また、来期(10〜12月期)の設備投資の計画割合は、対7〜9月期での計画割合と比較して、製造業 6.4 ポイント、建設業 0.0 ポイント、小売業 1.6 ポイント、サービス業 ▲2.4 ポイントとなっている。