産業全体の景気概要

 長野県商工会地域の1〜3月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。

「売上額」のDIは、製造業 ▲24.4 %、建設業 ▲40.1 %、小売業 ▲32.9 %、サービス業 ▲16.6 %で、対10〜12月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業 4.1ポイント、建設業 ▲37.1ポイント、小売業 11.0ポイント、サービス業 ▲0.8ポイントとなった。

【グラフ1】売上(完成工事)額の推移、前年同期比
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「採 算」のDIは、製造業 ▲36.6 %、建設業 ▲31.4 %、小売業 ▲34.3 %、サービス業 ▲21.9%で、前期比でみると、製造業 ▲12.8ポイント、建設業 ▲28.4ポイント、小売業11.1ポイント、サービス業 ▲0.6ポイントとなった。

【グラフ2】採算の推移、前年同期比
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「業 況」のDIは、製造業 ▲17.0%、建設業 ▲17.2 %、小売業 ▲36.3 %、サービス業 ▲17.7 %で、前期比でみると、製造業 11.6ポイント、建設業 ▲8.4ポイント、小売業▲2.5ポイント、サービス業 ▲2.9ポイントとなった。

「資金繰り」のDIは、製造業 ▲17.1 %、建設業 ▲8.6 %、小売業 ▲26.5 %、サービス業 ▲12.5 %で、前期比でみると、製造業 ▲7.6ポイント、建設業 ▲5.7ポイント、小売業 ▲1.9ポイント、サービス業 4.3ポイントとなった。

「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業 ▲24.4 %、建設業 ▲45.8 %、小売業 ▲37.2 %、サービス業 ▲20.8 %となっている。

「設備投資」の1〜3月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 ▲14.0ポイント、建設業 5.5ポイント、小売業 ▲7.6ポイント、サービス業 ▲3.2ポイントとなった。

また、来期(4〜6月期)の設備投資の計画割合は、対1〜3月期での計画割合と比較して、製造業 5.3ポイント、建設業 ▲3.3ポイント、小売業 7.5ポイント、サービス業 4.1ポイントとなっている。