産業全体の景気概要

 長野県商工会地域の10〜12月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。

「売上額」のDIは、製造業 ▲28.5 %、建設業 ▲3.0 %、小売業 ▲43.9 %、サービス業 ▲15.8 %で、対7〜9月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業 1.5ポイント、建設業 11.3ポイント、小売業 ▲16.7ポイント、サービス業 ▲7.5ポイントとなった。

【グラフ1】売上(完成工事)額の推移、前年同期比
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「採 算」のDIは、製造業 ▲23.8 %、建設業 ▲3.0 %、小売業 ▲45.4 %、サービス業 ▲21.3%で、前期比でみると、製造業 8.7ポイント、建設業 22.7ポイント、小売業▲9.0ポイント、サービス業 ▲5.7ポイントとなった。

【グラフ2】採算の推移、前年同期比
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「業 況」のDIは、製造業 ▲28.6%、建設業 ▲8.8 %、小売業 ▲33.8 %、サービス業 ▲14.8 %で、前期比でみると、製造業 4.7ポイント、建設業 5.4ポイント、小売業▲0.5ポイント、サービス業 ▲3.3ポイントとなった。

「資金繰り」のDIは、製造業 ▲9.5 %、建設業 ▲2.9 %、小売業 ▲24.6 %、サービス業 ▲16.8 %で、前期比でみると、製造業 8.5ポイント、建設業 ▲0.1ポイント、小売業 ▲10.8ポイント、サービス業 ▲5.4ポイントとなった。

「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業 ▲28.6 %、建設業 ▲26.6 %、小売業 ▲42.3 %、サービス業 ▲12.6 %となっている。

「設備投資」の10〜12月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 1.3ポイント、建設業 ▲11.2ポイント、小売業 ▲3.1ポイント、サービス業 ▲3.1ポイントとなった。

また、来期(1〜3月期)の設備投資の計画割合は、対10〜12月期での計画割合と比較して、製造業 4.2ポイント、建設業 ▲5.3ポイント、小売業 ▲9.1ポイント、サービス業 ▲5.1ポイントとなっている。