産業全体の景気概要

 長野県商工会地域の4〜6月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。

「売上額」のDIは、製造業 ▲16.7 %、建設業 5.8 %、小売業 ▲16.4 %、サービス業 ▲17.7 %で、対1〜3月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業 ▲14.3 ポイント、 建設業 14.7 ポイント、小売業 9.3 ポイント、サービス業 13.1 ポイントとなった。

【グラフ1】売上(完成工事)額の推移、前年同期比
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「採 算」のDIは、製造業 ▲19.0 %、建設業 ▲14.3 %、小売業 ▲28.3 %、サービス業 ▲28.2%で、前期比でみると、製造業 ▲1.9 ポイント、建設業 9.2 ポイント、小売業 6.5 ポイント、サービス業 11.1 ポイントとなった。

【グラフ2】採算の推移、前年同期比
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「業 況」のDIは、製造業 ▲16.7 %、建設業 ▲5.7 %、小売業 ▲27.2 %、サービス業 ▲15.8 %で、前期比でみると、製造業 ▲11.8 ポイント、建設業 14.9 ポイント、小売業 10.7 ポイント、サービス業 10.8 ポイントとなった。

「資金繰り」のDIは、製造業 0.0 %、建設業 ▲5.7 %、小売業 ▲19.4 %、サービス業 ▲11.6 %で、前期比でみると、製造業 5.0 ポイント、建設業 ▲14.5 ポイント、小売業 9.4 ポイント、サービス業 13.2 ポイントとなった。

「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業 ▲23.8 %、建設業 5.7 %、小売業 ▲ 29.8 %、サービス業 ▲10.4 %となっている。

「設備投資」の4〜6月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 7.0 ポイント、建設業 5.3 ポイント、小売業 8.8 ポイント、サービス業 8.4 ポイントとなった。

また、来期(7〜9月期)の設備投資の計画割合は、対4〜6月期での計画割合と比較して、製造業 4.3 ポイント、建設業 2.5 ポイント、小売業 5.9 ポイント、サービス業 7.3 ポイントとなっている。