産業全体の景気概要

 長野県商工会地域の1〜3月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。

「売上額」のDIは、製造業 ▲2.4 %、建設業 ▲8.9 %、小売業 ▲25.7 %、サービス業 ▲30.8 %で、対10〜12月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業 ▲11.7ポイント、建設業 ▲3.2ポイント、小売業 4.5ポイント、サービス業 0.8ポイントとなった。

【グラフ1】売上(完成工事)額の推移、前年同期比
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「採 算」のDIは、製造業 ▲17.1 %、建設業 ▲23.5 %、小売業 ▲34.8 %、サービス業 ▲39.3%で、前期比でみると、製造業 ▲3.1ポイント、建設業 ▲0.6ポイント、小売業 ▲ 3.0ポイント、サービス業 ▲2.4ポイントとなった。

【グラフ2】採算の推移、前年同期比
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「業 況」のDIは、製造業 ▲4.9 %、建設業 ▲20.6 %、小売業 ▲37.9 %、サービス業 ▲26.6 %で、前期比でみると、製造業 ▲4.9ポイント、建設業 ▲9.2ポイント、小売業 ▲9.1ポイント、サービス業 1.8ポイントとなった。

「資金繰り」のDIは、製造業 ▲5.0 %、建設業 8.8 %、小売業 ▲28.8 %、サービス業 ▲24.8 %で、前期比でみると、製造業 ▲0.3ポイント、建設業 8.8ポイント、小売業 ▲1.1ポイント、サービス業 7.1ポイントとなった。

「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業 0.0 %、建設業 ▲2.9 %、小売業 ▲25.7 %、サービス業 ▲10.6 %となっている。

「設備投資」の1〜3月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 ▲11.3ポイント、建設業3.2ポイント、小売業 ▲9.1ポイント、サービス業 ▲5.3ポイントとなった。

また、来期(4〜6月期)の設備投資の計画割合は、対1〜3月期での計画割合と比較して、製造業 5.5ポイント、建設業 8.9ポイント、小売業 ▲4.6ポイント、サービス業 ▲1.0ポイントとなっている。