産業全体の景気概要

 長野県商工会地域の7〜9月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。

「売上額」のDIは、製造業 13.9 %、建設業 2.9 %、小売業 ▲43.8 %、サービス業▲30.1 %で、対4〜6月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業 ▲2.4ポイント、建設業 20.1ポイント、小売業 ▲10.4ポイント、サービス業 ▲6.2ポイントとなった。

【グラフ1】売上(完成工事)額の推移、前年同期比
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「採 算」のDIは、製造業 ▲16.2 %、建設業 ▲28.5 %、小売業 ▲48.4 %、サービス業 ▲36.5%で、前期比でみると、製造業 ▲2.3ポイント、建設業 ▲8.5ポイント、小売業 ▲15.0ポイント、サービス業 ▲4.2ポイントとなった。

【グラフ2】採算の推移、前年同期比
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「業 況」のDIは、製造業 ▲2.3 %、建設業 ▲17.2 %、小売業 ▲40.9 %、サービス業 ▲32.3 %で、前期比でみると、製造業 2.4ポイント、建設業 ▲11.5ポイント、小売業 ▲4.5ポイント、サービス業 ▲3.1ポイントとなった。

「資金繰り」のDIは、製造業 ▲4.6 %、建設業 2.8 %、小売業 ▲26.1 %、サービス業 ▲23.1 %で、前期比でみると、製造業 ▲4.6ポイント、建設業 2.8ポイント、小売業 ▲2.7ポイント、サービス業 ▲3.1ポイントとなった。

「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業 ▲11.6 %、建設業 ▲11.4 %、小売業 ▲38.0 %、サービス業 ▲29.2 %となっている。

「設備投資」の7〜9月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 0.0ポイント、建設業 ▲8.5ポイント、小売業 3.1ポイント、サービス業 0.0ポイントとなった。
また、来期(10〜12月期)の設備投資の計画割合は、対7〜9月期での計画割合と比較して、製造業 0.0ポイント、建設業 0.0ポイント、小売業 3.1ポイント、サービス業 ▲9.4ポイントとなっている。