産業全体の景気概要

 長野県商工会地域の10〜12月期の景況を前年同期比のDI(増加企業割合から減少企業割合を引いたもの)でみると、次のとおりである。

「売上額」のDIは、製造業 ▲21.5 %、建設業 37.2 %、小売業 ▲28.8 %、サービス業 ▲20.7 %で、対7〜9月期(以下前期比という)のDIと比較して、製造業 7.1 ポイント、 建設業 54.3 ポイント、小売業 13.7 ポイント、サービス業 ▲1.7 ポイントとなった。

【グラフ1】売上(完成工事)額の推移、前年同期比
【グラフ1】売上(完成工事)額の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「採 算」のDIは、製造業 ▲21.5 %、建設業 ▲2.9 %、小売業 ▲36.4 %、サービス業 ▲38.1%で、前期比でみると、製造業 4.7 ポイント、建設業 17.1 ポイント、小売業 0.0 ポイント、サービス業 ▲6.5 ポイントとなった。

【グラフ2】採算の推移、前年同期比
【グラフ2】採算の推移(クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます)

「業 況」のDIは、製造業 ▲21.5 %、建設業 14.3 %、小売業 ▲34.9 %、サービス業 ▲25.8 %で、前期比でみると、製造業 ▲2.5 ポイント、建設業 22.8 ポイント、小売業 ▲4.1 ポイント、サービス業 ▲2.7 ポイントとなった。

「資金繰り」のDIは、製造業 ▲5.0 %、建設業 2.8 %、小売業 ▲16.6 %、サービス業 ▲18.7 %で、前期比でみると、製造業 9.6 ポイント、建設業 2.8 ポイント、小売業 6.1 ポイント、サービス業 ▲3.8 ポイントとなった。

「来期の見通し」のDIは、売上では、製造業 ▲7.2 %、建設業 0.0 %、小売業 ▲ 36.3 %、サービス業 ▲13.4 %となっている。

「設備投資」の10〜12月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 ▲2.3 ポイント、建設業 2.8 ポイント、小売業 ▲9.3 ポイント、サービス業 4.1 ポイントとなった。
また、来期(1〜3月期)の設備投資の計画割合は、対10〜12月期での計画割合と比較して、製造業 7.2 ポイント、建設業 ▲2.8 ポイント、小売業 ▲0.2 ポイント、サービス業 2.0 ポイントとなっている。