長野県商工会地域の４〜６月期の景況を前年同期比のＤＩ（増加企業割合から減少企業割合を引いたもの）でみると、次のとおりである。

「売上額」のＤＩは、製造業 ▲28.5 ％、建設業 ▲8.6 ％、小売業 ▲41.5 ％、サービス業 ▲25.8 ％で、対１〜３月期(以下前期比という)のＤＩと比較して、製造業 14.8 ポイント、建設業 0.5 ポイント、小売業 13.1 ポイント、サービス業 9.4 ポイントとなった。

【グラフ１】売上（完成工事）額の推移（クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます）

「採 算」のＤＩは、製造業 ▲35.7 ％、建設業 ▲25.7 ％、小売業 ▲35.4 ％、サービス業 ▲31.0％で、前期比でみると、製造業 ▲1.6 ポイント、建設業 ▲7.6 ポイント、小売業 ▲5.3ポイント、サービス業 0.9 ポイントとなった。

【グラフ２】採算の推移（クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます）

「業 況」のＤＩは、製造業 ▲38.1 ％、建設業 ▲2.8 ％、小売業 ▲40.1 ％、サービス業 ▲18.6 ％で、前期比でみると、製造業 ▲6.3 ポイント、建設業 6.3 ポイント、小売業 2.7ポイント、サービス業 9.1 ポイントとなった。

「資金繰り」のＤＩは、製造業 ▲12.2 ％、建設業 ▲8.6 ％、小売業 ▲19.1 ％、サービス業 ▲17.7 ％で、前期比でみると、製造業 15.7 ポイント、建設業 18.7 ポイント、小売業12.2 ポイント、サービス業 ▲1.8 ポイントとなった。

「来期の見通し」のＤＩは、売上では、製造業 ▲9.6 ％、建設業 ▲8.6 ％、小売業 ▲23.4 ％、サービス業 ▲18.6 ％となっている。

「設備投資」の４〜６月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 ▲1.5 ポイント、建設業 ▲3.8 ポイント、小売業 7.6 ポイント、サービス業 11.2 ポイントとなった。
また、来期（７〜９月期）の設備投資の計画割合は、対４〜６月期での計画割合と比較して、製造業 ▲6.0 ポイント、建設業 ▲0.7 ポイント、小売業 ▲3.2 ポイント、サービス業 ▲3.6 ポイントとなっている。