長野県商工会地域の１〜３月期の景況を前年同期比のＤＩ（増加企業割合から減少企業割合を引いたもの）でみると、次のとおりである。

「売上額」のＤＩは、製造業 ▲43.3 ％、建設業 ▲9.1 ％、小売業 ▲54.6 ％、サービス業 ▲35.2 ％で、対10〜12月期(以下前期比という)のＤＩと比較して、製造業 14.5 ポイント、建設業 0.1 ポイント、小売業 ▲20.8 ポイント、サービス業 ▲0.4 ポイントとなった。

【グラフ１】売上（完成工事）額の推移（クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます）

「採 算」のＤＩは、製造業 ▲34.1 ％、建設業 ▲18.1 ％、小売業 ▲30.1 ％、サービス業 ▲31.9％で、前期比でみると、製造業 10.4 ポイント、建設業 12.2 ポイント、小売業 6.8ポイント、サービス業 10.1 ポイントとなった。

【グラフ２】採算の推移（クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます）

「業 況」のＤＩは、製造業 ▲31.8 ％、建設業 ▲9.1 ％、小売業 ▲42.8 ％、サービス業 ▲27.7 ％で、前期比でみると、製造業 14.8 ポイント、建設業 6.0 ポイント、小売業 ▲8.4ポイント、サービス業 4.9 ポイントとなった。

「資金繰り」のＤＩは、製造業 ▲27.9 ％、建設業 ▲27.3 ％、小売業 ▲31.3 ％、サービス業 ▲15.9 ％で、前期比でみると、製造業 1.7 ポイント、建設業 ▲21.2 ポイント、小売業▲9.5 ポイント、サービス業 11.4 ポイントとなった。

「来期の見通し」のＤＩは、売上では、製造業 ▲11.3 ％、建設業 21.2 ％、小売業 ▲37.6 ％、サービス業 ▲29.7 ％となっている。

「設備投資」の１〜３月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 ▲4.0 ポイント、建設業6.1 ポイント、小売業 1.6 ポイント、サービス業 ▲8.4 ポイントとなった。
また、来期（４〜６月期）の設備投資の計画割合は、対１〜３月期での計画割合と比較して、製造業 4.9 ポイント、建設業 9.1 ポイント、小売業 1.7 ポイント、サービス業 5.4 ポイントとなっている。