長野県商工会地域の７〜９月期の景況を前年同期比のＤＩ（増加企業割合から減少企業割合を引いたもの）でみると、次のとおりである。

「売上額」のＤＩは、製造業 0.0 ％、建設業 ▲10.5 ％、小売業 ▲42.7 ％、サ−ビス業 ▲25.5 ％で、対４〜６月期(以下前期比という)のＤＩと比較して、製造業 10.2 ポイント、 建設業 ▲7.9 ポイント、小売業 ▲18.7 ポイント、サービス業 4.8 ポイントとなった。

【グラフ１】売上（完成工事）額の推移（クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます）

「採 算」のＤＩは、製造業 ▲17.6 ％、建設業 ▲26.3 ％、小売業 ▲28.9 ％、サ−ビス 業 ▲23.6 ％で、前期比でみると、製造業 7.8 ポイント、建設業 ▲0.7 ポイント、小売業 2.4 ポイント、サービス業 ▲0.4 ポイントとなった。

【グラフ２】採算の推移（クリックすると拡大版が別ウィンドウで開きます）

「業 況」のＤＩは、製造業 ▲5.2 ％、建設業 ▲10.5 ％、小売業 ▲26.6 ％、サ−ビス 業 ▲12.7 ％で、前期比でみると、製造業 13.5 ポイント、建設業 ▲2.8 ポイント、小売業 ▲ 2.2 ポイント、サービス業 7.3 ポイントとなった。

「資金繰り」のＤＩは、製造業 0.0 ％、建設業 ▲21.0 ％、小売業 ▲14.5 ％、サ−ビス 業 ▲15.1 ％ で、前期比でみると、製造業 5.2 ポイント、建設業 ▲5.6 ポイント、小売業 2.6 ポイント、サービス業 4.9 ポイントとなった。

「来期の見通し」のＤＩは、依然、売上・採算・業況・資金繰りすべてにおいて、減少・ 悪化を予想する企業が多い。
売上では、製造業 0.0 ％、建設業 ▲21.1 ％、小売業 ▲9.6 ％、サービス業 ▲9.1 ％ となっている。

「設備投資」の７〜９月期の実施状況は、前期比でみると、製造業 3.5 ポイント、建設業 0.4 ポイント、小売業 ▲3.6 ポイント、サービス業 ▲6.9 ポイントとなった。
また、 来期（10〜12月期）の設備投資の計画割合は、対７〜９月期での計画割合と比較し て、製造業 5.2 ポイント、建設業 0.4 ポイント、小売業 ▲4.8 ポイント、サービス業 ▲1.6 ポイントとなっている。