01_農と連携した子育て支援施設新規設立[平成27年度]

農と連携した子育て支援施設新規設立[平成27年度]

支援テーマ

農と連携した子育て支援施設新規設立

支援者

商工会名 小布施町商工会
担当主任経営支援員名 奥原 剛

 

専門家

専門家名 久米 えみ
主な保有資格 一級建築士
主な専門分野 住宅・店舗建築設計

 

企業概要

企業名 山岸園
業種 農業
従業員数 4名

 

事業概要

創業(設立年月日) 昭和30年
住所 長野県上高井郡小布施町大字福原1
事業内容 農業、小売業

 

支援の概要

◆企業概要と支援の経緯

支援先企業は、農業を主に営んできたが、現在深刻な後継者不足となっており、特に長野県は他県に比べて深刻な状況下にある。

相談者は、小さなときから農にふれあい、実際に農業を体験する中で日本でつくる農作物を身近に感じてもらうことを狙い、「子どもたちを農にふれあいさせながら保育する福祉施設」への新規参入を考えていた。

しかし、保育施設を運営するためには、保育等の専門知識や経験等が必要であり、そのノウハウが不足していた。そこで、まずは許認可・施設等運営を始めていくのに必要な条件・設備について支援を受けたい。

 

◆経営課題
農業を主体とする相談者が保育施設の設立という異業種への進出であるため、

・保育福祉施設という特殊な施設に対する専門知識

・保育福祉施設に係る許認可・法律・地域行政支援施設・助成金関係に関する情報の把握

・施設設立場所の選定後、周辺環境(立地、道路等)の把握、また、それに伴う助言、アドバイス

 

◆経営課題へのアプローチ・支援手法

異業種への参入、保育福祉施設という特殊な設備等を有するものであるため、保育福祉施設等の経験を有する専門家を選定しなければならない。また、保育施設は母親が選ぶものでもあるので女性目線での意見・アドバイスが有効であると考え、今回、久米えみ先生を専門家として派遣するに至った。

 

◆支援成果

相談事業者は保育福祉施設の設立という新事業参入のため、専門的な知識等を有していなかったが、今回の専門家派遣事業で設立に向けての専門的な知識・情報、また、女性目線での細やかな助言・アドバイスが得られた。また、派遣元担当者としても、福祉施設等に係る許認可・助成等についての情報や、福祉関係分野の現状や行政の支援施策等について知ることが出来た。

 


子育て支援施設

 


施設内の様子

支援を受けた企業(事業者)の声

今までとは全く畑違いの保育福祉施設という特殊な分野の進出に向けて多くの得るものがあった。児童福祉法のみならず建築基準法、消防法、ふくしのまちづくり条例等様々な法令をクリアしなければならず、私一人が手探りで進めていったら、必ずどこかで行き詰ったと思う専門的な分野を解決していただいた。
また、他福祉施設の一例や工場等をリノベーションして福祉施設にした経験等を聞く中で物件選びにも幅を持つことができた。

フォローアップ

今後の施設運用に関して、長野県・国の補助金・助成金事業及び、地域行政施策についてもアンテナを張り、活用できるかどうかを調査し、専門家と連携をとりながら情報提供を行い、継続的な支援を実施する。